過去記録:

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2010.2〜4 2010.5〜7 2010.8〜10

栽培作業記録

1/29
 今週は多数の方から穂木や苗のプレゼントを頂きました。自作挿木苗のご提供も有りで盛りだくさんの頂き物でした。お彼岸頃に挿し木・接ぎ木作業は忙しくなりそうで、楽しみです。昨年播種した柿の実生苗もタバコくらいの太さとなり、台木として利用できそうですのでポット上げしました。蕾の膨らみが遅れていました梅の「豊後」も大分膨らんで来ました。下の畑のミニBB園に追加の苗を4本程植え付けました。さくらんぼの開花時期を揃える手段として、休眠打破効果を持つ「CX-10」を入手しましたので、例年開花が遅れ気味な「紅さとう」に処理してみました。受粉樹のナポレオンと同時期に開花しますと開花促進効果有りとなります。




1/22
 梅の「南高」で1,2輪の開花が始まっていました。「ユスラウメ」は針先のような微少な花芽が沢山確認出来ます。無謀な「耐寒性ライチ」は、今年の冷え込みには大分弱っている様子です。この冬を乗り越えられますか微妙なところです。枇杷の早い開花だった「クイーン長崎」は結実したような膨らみが見えます。「田中」も花柄が落ちて実の膨らみを待つ段階です。キウイは1月に水揚げが止まるのでこの時期が接ぎ木の適期となります。今年はポット植え台木を使った居接ぎで、遅霜に備えることにしました。一応、移動できない高接ぎも何カ所かに接ぎ木しました。遅霜被害のないことを願いたいです。



1/15
 底冷えのする曇りがちな一日となりました。明日にかけて北陸や東北では大雪の予報ですが、今年の冬は西高東低の天気図が多い様に感じます。今週は各種果樹の花芽観察が多くありました。昨年始めた桜桃の「樹海一本仕立て」の苗には、目標でありました棒苗から一年後に開花・結実の第一歩である花芽形成が確認出来ました。桃苗も大分品種が増加してきましたが、1,2品種を除くとほとんど全ての品種に花芽が着いていることが確認出来ました。プラム類のすもも・プルーン・杏の花芽も沢山付いていますので今年も開花までは期待できそうです。ブルーベリーの花芽もやや少なめですが膨らみを増してきたようです。「フクベリー」は、まだ葉を付けた枝が残っています。遅れていましたキウイの挿木苗をポット上げしました。今月末頃から接ぎ木を開始予定のキウイの台木として使う予定です。



1.8
 厳しい冷え込みの日々ですが天気の良い日が元旦から続いています。昨日は穂木を発送したりで慌ただしく過ごしましたが、今日は期待通りの風のない日となりましたので、石灰硫黄合剤を上と下の畑の全てに散布しました。梅の蕾も大分膨らんできましたので、1回目の散布としては絶好の時期だと思います。下の畑の梨類には、固い花芽が確認出来ましたのでアップで撮影してみました。鉢植えの枇杷は、品種ごとに開花時期が少しずつ違う様です。開花が早い「田中」や「クイーン長崎」は、結実らしき兆候が見て取れます。今盛んに咲いているのが「大五星」で、西洋蜜蜂が盛んに蜜を求めて訪花してきます。




2011.1.1
 明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりましてありがとうございました。
皆様から寄せて頂きました貴重なご意見、ご感想、ご指摘、ご指導を有り難く励みとしまして、今後も素人果樹栽培を続けていくつもりです。
 今後ともご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。
 皆様も今年一年が良い年でありますよう祈念しております。

                                         平成二十三年 元旦




12/25
 クリスマス寒波は北陸や東北で大荒の様子。当地では快晴なれど冷たい強風が吹き荒れています。今朝もしっかり霜が降り、下の畑では氷が張っていました。上の畑のキウイもやっと葉が萎れだして落葉が始まった様です。リンゴも少しずつ落葉しだして冬の果樹置き場風景に成りつつあります。この時期になりますと急に梅の蕾の膨らみが目立つようになります。年明け早々の開花に向けて寒空の下でも確実に営みは進んでいるようです。スモモ類や杏、プルーンの各品種には来春の花芽が確認出来ます。まだ固い花芽は鎧を覆ったように堅牢な造りに見えます。桃類にはネコヤナギの蕾のような産毛に覆われた花芽が膨らんでいました。露地植えの金柑(ぷちまる)の実は少し黄色みが増してきたようです。




12/18
 当地の今シーズン初霜が昨日で今朝も霜が降りていました。日中は暖か陽気で今日は上の畑の果樹に越冬害虫駆除用のマシン油乳剤を散布しました。キウイ苗は数種の手持ちが有りますが紅芯キウイの新品種に魅せられて導入しました。同時に黄肉系のキウイ苗も購入しています。下の畑のキウイ苗は落葉しないので移植できずにいましたが、昨日の霜でやっと萎れてきました。ブルーベリーの接木スパルタンを年に一度の植え替えをしました。下の畑の果樹の多くは落葉が遅れていましたが、漸く剪定作業が出来そうな感じに落葉が進んできました。多くは桃とすももの剪定作業になります。これを終わらせて年明けを迎えたいところです。



12/11
 風は強めですが良い天気が続いています。この時期は剪定がメインの果樹作業となっています。色付きが悪いのでこの時期まで樹上に残していましたリンゴですが、当地での赤いリンゴは難しくハードルは高いです。諦めて全収穫のリンゴとなりました。蜜入りリンゴは見られませんでした。上の畑の果樹類は随時剪定を開始しています。剪定枝も沢山でますので粉砕機でチップにしています。久しぶりにブルーベリーの小苗を植え替えました。ブドウの行灯作り苗は収穫を楽しむことが出来ました。来年に向けて整枝・誘引を仕直しました。



12/4
 昨日の大雨と強風は嘘のような晴天の今日です。上の畑に置いているプラム類の花芽は順調に付いているのが観察されます。昨年もこの時期は同じ様に沢山の花芽が観察でき、開花までは順調だったプラム類でしたが遅霜で全滅しました。スモモ、梅、杏、プルーンの各品種に固い蕾が沢山付いています。来春の無事な結実を願いたいものです。現在、開花中のビワですが天気の良い日には蜜蜂が訪花しています。結実には頼りになる蜜蜂です。




11/27
 今週はリンゴや桜桃苗のお届け物があって、幸せな週でした。山形のさくらんぼ栽培家のS.F.Takaさんからは、自作接木苗の「佐藤錦」や「酸果桜桃」の実生苗が届きました。下の畑に不織布ポットを使って植え付けました。またブログ仲間のtangor農林8号さんのご実家はリンゴ生産者ですが、僅かに傷ついたリンゴが多くて商品に出来ないとのことで送って頂きました。蜜入りの濃い味わいのリンゴでした。流石にプロのリンゴでした。晩生種の赤なし2品種を収穫しましたが、まだちょっと早い収穫のようで甘みが少なめでした。当地では12月に入ってからの収穫が良さそうです。金柑「ぷちまる」の樹高10cmくらいの挿木苗に小さな実が付いています。ビワの早生種では既に開花が始まっていますが、大実種の「大五星」はまだ蕾のままです。ブルーベリーは紅葉後に落葉しますが、まだ色付いたままの品種も残っています。遅れていました「スモモ」の挿木根をポット上げしました。この時期まで放置しますとしっかりとした根鉢になっていました。ほぼ収穫が終わった「黒柿」は、紅葉した葉もおちて残り果が寂しげに見えます。




11/20
 朝晩は冷えますが、日中は暖かい日が続いています。冷え込みが始まりますと落葉果樹の紅葉も急速に始まっています。柿の接木用の台木に使おうと黒柿や太秋の種から実生苗を育てていますが、綺麗な紅葉が見られています。果樹仲間でキウイ栽培の達人から「紫香」の収穫果を分けて頂きました。色付きのサルナシを見ている感じですが、多少酸味を感じましたので追熟で甘みの復活を待っています。さくらんぼ置き場の桜桃苗も紅葉を呈しながら落葉しています。各品種の花芽形成状況は順調そうでして、来春の開花時期が楽しめそうです。天候不順にならないことを祈る次第です。



11/13
 今週は下の畑の作業が多く、キウイ棚の整備に集中しました。棚の蔓受けも展張して枝配置の準備が整いました。上の畑のキウイは多品種苗を植え付けていますが、結実は「アップルキウイ」だけで寂しい稔りでした。試し取りで良好な味わいでしたので、全収穫となりました。出来は悪いが晩生リンゴの「らくらくふじ」がゆっくりの色付きを示しています。高接ぎの「ぐんま名月」や「ゴールデンデリシャス」は、色変化がないので収穫時期の判断が難しいです。上の畑に地植えのスモモ類は、急激な紅葉に続いて落葉が始まりました。鉢植えの銀杏も葉が黄色に色付き落葉が始まっています。今年のブルーベリー類の紅葉は、例年に無く鮮やかです。夏場の酷暑が紅葉にはよい影響を及ぼしたのでしょうか。




11/6
 このところ気持ちよい晴天が続いています。残る果樹は少なくなりそろそろ来年の準備に取りかかる時期でもあります。庭先のさくらんぼ置き場が手狭になって来ましたので、露地植え30年生のラビットアイ3種を下の畑への移植を始めました。さくらんぼの復活を期しています。今日はブログ仲間のWAHRHEITさんと居残りさんの来訪があり、充実の一日でした。お二人とも柑橘系とビワに興味をお持ちで、ひとしきり新品種の話題で盛り上がりました。「黒柿」の一部でようやく渋味が抜けてきたようです。梨の「王秋」を一果試食してみましたが、少し酸味があり完熟ではありませんでした。金柑の「ぷちまる」の幼果に少し色付きか感じられてきました。ビワの「クイーン長崎」は、摘蕾前に開花が始まってしまいました。小玉ですが柿の「太秋」が色付きましたので半分程収穫しました。甘さもあり上出来の柿となりました。



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