過去記録:

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2010.2〜4 2010.5〜7

栽培作業記録

10/23
 散水中に大きめの落果「黒柿」を見つけました。まだ完熟果ではない色付きですがやや柔らかくなっていました。味見はしていませんがまだ渋味は抜けていないと思います。ブルーベリーの紅葉が始まったようです。桜桃の花芽を観察してみますと、どの品種にも来春の準備は出来ているようで一安心です。リンゴの各品種も少しずつながら色付きが増してきました。しかし、今年のリンゴは小玉です。味も今一の不作です。来年の挽回を期待したいところです。ビワの花芽が大分膨らんで来たのでそろそろ摘蕾などの房調整が必要です。




10/16
 秋の味覚の代表的な果物としては柿が良く知られています。最近のTV番組にも”柿の効用”を解説した番組を幾つか見ました。今年の「黒柿」は例年に無く大実になっています。実の付きも良好です。柿の当たり年らしいのですがその影響でしょうか。まだ緑の実も半分くらい見られますので収穫は11月になってからでしょうか。
晩生梨の「にっこり」と「王秋」ですが、にっこりの小玉を1果試食してみましたがまだ甘みは少なく完熟までには時間が掛かりそうでした。外皮の色から見ますと、王秋の方が早めの完熟を迎えそうです。今年も残る果樹は、りんご、柿、梨、金柑とキウイとなりました。



10/10
 昨夜は大雨でしたが早めに雨も上がって爽やかな秋晴れとなりました。今年のリンゴは全てが小玉で今のところの味も今一つという感じです。流石に冷え込みが始まった最近は色付きが進んできたようです。残っています晩生の梨「王秋」、「にっこり」を除袋してみますと良い感じの色になっていました。もう少しの間、樹上で完熟を待ってみる予定です。今朝のNHK総合の番組で佐賀のイチジク栽培「ビオレーソリエス」が特集されていましたが、露地植え栽培では断根処理で実付きを良くしているようでした。鉢栽培では実付きは良いのですが果実が小さめです。「アルプス乙女」を元木とした高接ぎりんごの全体像ですが、ジョナゴールドや北紅、らくらくふじなどが一緒に稔っています。




10/2
 今日は貴重な晴天でしたので果樹に農薬散布をしました。ICボルドーという銅水和剤です。散布した果樹は葉も実も白っぽく汚れますが覚悟の散布です。リンゴ、桜桃、ブドウ、ビワ、柑橘類など多種の果樹に散布しました。散布中にリンゴの「秋映」が落果していましたので回収しました。良い感じで色付いていました。ビワ類には花芽の準備が出来ていました。リンゴの「昂林」は保護袋をしたまま農薬散布をしまして、散布後に除袋しました。うっすらと色付き出しています。桜桃やブドウ類の全てにICボルドー66Dを40〜50倍に希釈して散布しました。昔から使われている農薬ですが、調製が面倒で素人には不向きでしたが最近は調製済みの溶液で市販されています。ただ、少量販売が無いのが難点です。



9/25
 台風の影響は、昨夜の強めの北風だけでやり過ごすことが出来ました。昨日の日中の気温は20℃以下と肌寒い一日でした。秋の気配がようやく感じられるようになり、遅れていた彼岸花も一斉に咲き出しています。早めの除袋を始めたリンゴですが、少しずつ色付きが確認できています。庭木のカイドウの実もうっすらと赤味を見せていました。カミキリ被害で不調のイチジクも最後の実となる「ビオレーソリエス」が3果程頑張って残っています。高接ぎ枝である梨の「王秋」と「にっこり」は、晩生の大玉種ですが少しずつ肥大しているようです。10月の中・下旬頃の収穫を予定しています。にっこりは細枝に3果着いていますので、折れないように紐で吊っています。不作続きのキウイですが何とか結実した「アップルキウイ」だけが収穫に向けて樹上で頑張ってくれています。来年は何とか挽回したいキウイです。




9/18
 早生種の「つがる」や「紅祝」は、除袋前で色付く前に早々と落果してしまいました。晩生の品種に掛けた二重袋を早めですが外してみました。既に緑から白っぽい外皮に変わっていましたので今後、色付き変化が見られるものと思います。ようやく朝晩の冷え込みが始まった様ですので、リンゴにとっては良い気候変化です。ブドウの「ネヘレスコール」は、期待通りの房がなかなか出来難く、そろそろ品種更新を検討する必要がありそうです。赤粒の「ハニーレッド」は夜蛾の吸引で傷み果になってしまいました。色付きは薄かったですが濃厚で甘い粒でしたので収穫しました。秋の味覚として外せない柿の「太秋」も肥大が順調な様です。



9/4
 堪らなく暑くて水やりも億劫になります。そんな残暑厳しい中でも林檎は少しずつ色付きを始めています。葉を傷めて性もあり今年の肥大は期待できませんが、小玉でも色付きは進んで欲しいものです。落果していた「紅玉」もそれらしき色合いになっていました。樹上の「アルプス乙女」は毎年早めの色付きを見せますが今年も早そうです。小苗だったイチジクの「ドーフィン」も大分枝を伸ばし秋果が多数確認できます。行灯作りブドウの「キャンベルスアーリー」を収穫してみました。「ナイアガラ」は緑から薄い黄色みが見えるようになっています。もう少し樹上で完熟を待ってみます。「スチューベン」は小粒ながら黒味が増してきました。こちらももう一息樹上で頑張って貰います。



8/28
 まだまだ残暑は続く予報で、今日も陽射しは厳しいモノがありました。そんな日は特に念入りの灌水が日課となっています。下の畑の野菜類の片付けが残っていますが、暑すぎて足が向きません。行灯仕立ての「キャンベルスアーリー」と「スチューベン」は、大分色付きに黒さが増してきたようです。早取りにならないようにと、はやる気持ちを抑えています。欧州ブドウの「リザマート」の色付きは余り良い状態ではなく、皮ごと食べられる品種ですがとても食べる気がしません。枯れた露地植え「ドーフィン」の3代目の若木は順調な生育振りで幼果が確認されました。注意深く観察してみますと小振りのカミキリムシが3匹程見つかりました。ドーフィンの枝を見ますと木屑が既に見られました。恐るべしカミキリ、ウチのイチジクは何本被害にあったのか数えきれません。イチジクの「ビオレーソリエス」の幼果も少し肥大したでしょうか。散水中にキウイ棚の下に置いてあるスモモの高接ぎ苗に赤い実が1果見つかりました。品種は定かではないのですが「太陽」だったような・・。



8/21
 今週初めは下の畑の実物(スイカ、カボチャ、トウモロコシ、梨、桃)がハクビシンか猿の食害で全滅しました。梨の「豊水」は太い枝まで折られる始末でガックリです。近所の野菜作りにおいても多大な被害が出ているようで落花生なども荒らされているようです。熱帯夜続きの今年の夏では果樹の色付きや糖度の上がりが阻害されています。毎年甘い「ヒムロッドシードレス」も糖度の上がりが悪く、他のブドウにも影響が出ている様子です。早生のりんごの色付きも悪く、「つがる」や「紅祝」は青リンゴ状態です。今日落果した「紅祝」が僅かに赤味を差していました。下の畑の梨は全滅でしたが上の畑では、僅かに付いた梨が小玉ながら収穫時期を待っています。イチジクもカミキリムシ幼虫被害が多発していますが、2年ぶりに「バナーネ」が収穫出来ました。甘いイチジクは久しぶりでした。「ビオレーソリエス」の幼果も確認できていますので、収穫も近そうです。




8/14
 少数結実品種の代表例がこのレモンでして、たった1果の結実です。プルーンの「スタンレープルーン」、「スイートサンプルーン」が色付き出しています。イチジクの「ビオレーソリエス」や「バナーネ」の肥大が見られてきました。梨類の結実も少なめですが少しながら肥大が見られます。桃の「黄金桃」の2本目に着いていた2果を収穫しましたが、300g越えの大玉も見られました。今年が初生りの「選抜ピオーネ」は10号鉢の行灯作りながら大房で色付きも上出来のブドウとなりました。りんご類は斑点落葉病が蔓延してしまいましたが、やや回復の兆しで細々と肥大が進んで来たようです。今年の長梅雨で農薬散布が出来なかった影響が大きく出ています。




8/7
 猛暑の続く中で鉢果樹への毎日の水やりは重要な日課となっています。水道ホースに取り付けた散水ノズルを使ってたっぷりの散水は、ほぼ90分の仕事になります。蚊取り線香を腰に下げて麦わら帽子やタオルをかぶっての暑さ対策をしての散水となっています。当地の水道代は比較的廉価であったことは助かっています。
今年の熱帯夜続きの天候ではブドウ糖度の上がりが望み薄のようです。例年ですとこの時期の「ヒムロッドシードレス」は濃い甘みがのって冷やして食べますと美味しいブドウですが、試しに一房収穫しましたが今年は甘みが足りないです。桃の「なつっこ」は夜蛾被害で傷み果が多数発生しています。樹上完熟を目指していましたが、仕方なく全収穫となってしまいました。今日の収穫数は40果以上となり、一本の木で約80果程度付いていたと推計されます。最近は桃の二重袋が一般的になってきましたが、来年は導入してみようと思っています。今日は二十四節気で立秋とのこと、秋の味覚である柿の「太秋」と「黒柿」の実も大分肥大してきました。すもも類の今年最後の実となる「貴陽」と「太陽」に色付きが見られています。




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