過去記録:

2007.2〜4 2007.5〜7 2007.8〜10 2007.11〜2008.1 2008.2〜4 2008.5〜7 2008.8〜10 2008.11〜2009.1

4/26
昨日は終日雨模様で、今日は晴天なれど風強し。こんな風の強い日に、ブルーベリーとサクランボ置き場の防鳥ネット張りを行いました。強風にネットを煽られながらの厳し作業でした。サクランボの幼果が沢山結実しています。毎年実付きがよい「紅秀峰」と「さおり」は、今年も良好な実付きを示しています。初結実の「紅さやか」も良い感じの実付きです。初めての試みの花粉採取による人工授粉はある程度の効果が見られたように思います。来年は、さらにパワーアップしたいと思います。ミツバチの訪花が遅くて心配していたブルーベリーの結実は、良好とは言えませんが幼果の膨らみが見られる様になりました。花を食べにヒヨドリが足繁く通ってきましたが、ネットを張りましたので収穫時まで安心です。プラム類の幼果もだいぶ膨みを増していまして「ニュー太陽」は、初収穫の兆しです。病み上がりの「スタンレープルーン」は、開花・結実と順調に膨らんでいます。杏の「平和」や梅の「豊後」は、丸みを増してきました。剪定に失敗して花芽が少なかったキウイの「ゴールドエンペラー」の貴重な蕾です。受粉用の雄木「イエローボーイ」の蕾も同じ様な状態でして、グッドタイミングな開花が期待できそうです。




4/18
サクランボの開花が続いていますので、ウイークデイは帰宅してからヘッドライトの明かりを頼りに受粉し、ウイークエンドは朝から花粉採取と受粉で半日はあっと言う間に過ぎていきます。早めに開花したナポレオンや「紅秀峰」に幼果の結実が見て取れます。今年の結実の良否はもう少し先になりますが、不安と期待の日々が続きます。プラム類のスモモやプルーン、アプリコット(杏)の幼果が付きました。落下防止対策として、新梢のピンチを行っています。桃もほぼ開花は終りに近づき、早い品種には幼果が見られます。今後生理落下の後に摘果・袋掛け作業が続きます。リンゴの開花が始まっています。今年は、昨年の高接ぎ品種にも花芽が付き、開花しています。どのような収穫となりますか、楽しみな秋になりそうです。行灯作りのブドウ苗「キャンベルスアーリー」に花芽が出ました。ブドウ棚の「ヒムロッドシードレス」にも花芽が付いています。まだ、新芽が伸び出したばかりのブドウは、今後の展葉と共に花芽の出芽を期待しているところです。今年の3月に鉢増しした「レモン」ですが、花芽の付き方、数が増えたようです。イチジクの「バナーネ」に夏果が付き、既に膨らみだしています。



4/11
さくらんぼの開花がナポレオンを手始めに、紅秀峰と続いています。これによって、例年のように受粉作業が忙しくなっています。今日は、ナポレオンの蕾を摘み取って雄しべを切り取り雄しべ採取を行いました。採取した花粉は石松子で増量して受粉に使用しました。この試みで上手く受粉・結実に繋がりますと、さくらんぼ栽培も大幅な前進となりますが結果はもう少し待つことになります。若干遅れて、佐藤錦やさおりが咲き出しています。まだ、紅さとう、夢あかり、香夏錦、高砂が咲いていませんが、2,3日中に咲くものと思います。ブルーベリーも開花が始まっていますが、気がかりなこととしましてミツバチの訪花が少ないことです。BBに限らず果樹全般に言えることですが、自然受粉を行っている当園では、ミツバチの訪花・受粉に依存していますのでダメージは少なくありません。早く戻ってきてほしいです。棚仕立てのブドウ苗も、新芽の動きが見られ出して遅れていました欧州種の「リザマート」も黄緑色の新葉が鮮やかです。サクランボ置き場の一角に露地植えで栽培中の「カリン」は、今年3月に樹高を切り詰めていますが、影響もなく結実が確認できました。



4/5
だいぶ暖かくなってきました。染井吉野もほぼ満開となり、我が家の果樹も開花が始まっています。昨日は、さくらんぼ置き場の防雨シート張りを行いました。作業前に見ますと「ナポレオン」が数輪咲いていました。シートの展張が終了後まもなく雨が降って来まして、実に良いタイミングの作業終了となりました。今日は、農薬散布後に遅れていましたビワの袋掛けを行いました。ナシ類の開花も始まったようです。一番花は、「ジャンボ新高」となり、「南水」と「王秋」が続いて開花しました。今年のナシ類は、昨年の高接ぎ枝に花芽が付いたので定番の幸水などの収穫が楽しめそうです。昨年初結実の「ジューンベリー」の花芽や蕾が沢山確認できています。今年は、沢山の収穫が期待できそうです。プラム類のスモモの一番果として、「バイオチェリー」の結実が確認できました。杏の「平和」の幼果がやや膨らみを増しています。杏の平和に高接ぎした「ゴールドコット」にも結実がみられ、梅の南高や豊後も膨らみを増しています。遅れていました、プルーンの「ツアー」の蕾が丸く膨らんできました。
これから、さくらんぼの開花が進むにつれて人工授粉の日々がしばらく続きます。一粒でも多くの結実を目指します。




3/28
このところの寒の戻りで、挿木や接木の伸び出した新芽がダメージを受けてしまいました。やや早めの保護袋の撤去が裏目に出ました。大きな失敗でした。それでも、桃の開花は徐々に進み、「山吹大玉あかつき」、「なつっこ」など数種類の開花が見られています。リンゴも新芽が動き出してきまして、早い品種では花の蕾が覗いています。暖地桜桃の幼果は結実1週間でやや膨らみを増しています。ビワの「大五星」と「田中」は、摘果後に肥大しましたのでそろそろ保護袋を掛ける予定です。昨年挿木したブドウ苗に新芽の動きが確認できました。「ゴルビー」は元気な新芽が伸び出しています。この後、新芽を勢いの良い芽に限定して養成していきます。イチジクの「バナーネ」も新芽が動き出し、夏果が付いたのが見て取れます。アンズの「平和」が、いち早く結実しました。ゴールドコットやハーコットは、まだ開花途中です。梨の「ジャンボ新高」や昨年高接ぎ「幸水」の花芽に蕾が沢山付いています。購入間もないキウイの「紅妃」の新芽に蕾が含まれていました。1年目で結実が見られるかも知れません。




3/21
染井吉野の開花宣言が相次いで発表され、例年より7〜10日程度早い開花のようです。2月、3月の気温が高めに推移したことが影響したようですが、果樹の芽吹きや開花にも大きく影響しています。当園でも1月末の梅の開花や彼岸前の果樹の開花が進んでいます。
プラム類の開花も進み主要な品種は既に開花していますが、やや遅れて「プラム井上」や「ソルダム」も開花しました。今年のナシ類の動き出しも早く、「豊水」と「ジャンボ新高」の花芽が大きく膨らみ弾ける寸前です。桃の一番花は、昨年の接木苗である「黄ららのきわみ」と「なつっこ」でした。この後、多くの桃の品種で開花が続き、園内は鮮やかなピンクに染まるものと思われます。晩生のアンズである「ハーコット」の開花が始まったようです。例年ですと、スモモの花が終わる頃に開花し出すので、他家受粉はほとんど望めませんでしたが、今年はまだスモモや異品種のアンズの花が咲いています。ハーコットは自家受粉性ですが、他家受粉で結実した方が実止まりは良いと予想しています。プルーンの一種と言われる、黄色い果実の「フロリナ」も開花しています。木イチゴの「モミジイチゴ」が、純白の可憐な花を咲かせています。スモモのような固まりで咲きはしませんが、カジイチゴとは対照的に俯いた控えめな咲き方は趣があります。ブルーベリーも開花した品種もあり、これから暫くはBBの開花が続きます。そろそろ、防鳥網の展張準備が必要なようです。春先は、結構忙しく休日を有効に使っています(^_^;)。




3/14
春の嵐は、雨は上がりましたが風は強いままです。曇り空の下、果樹の様子を見て回りました。花芽が少ないモノと思っていましたカリンですが、しっかり花芽が確認できて喜んでいます。さくらぼの花芽は、依然として黙りを決め込んでいます。その中で、「月山錦」の芽先だけが若干の動きを感じさせます。プラム類の花芽が一斉に動き出し、開花が始まりました。スモモの大玉種「貴陽」は、受粉樹を選びますが今年は推奨される受粉の「ハリウッド」と「バイオチェリー」が多少の開花時期のズレで済み、タイミングとしては最良と思われます。結実性の良い「秋姫」も順調な開花となっています。キウイも早生種で新芽の展葉が始まっています。昨年の暮れに購入の「紅妃」苗も早々と新芽が動き出し、植え付けが上手く行った様子です。1月に行った芽接ぎ「早雄」の芽が膨らんでいますが、活着の兆しでしょうか。
遅かった桃の芽の動きも、やっと目覚めてきたようで「黄ららのきわみ」や「あかつき」のピンクの花色が覗いています。



3/7
WBC対韓国戦、歴史的大勝で良かったです。今日は挿木や接木(芽接ぎ)の様子を見て回りました。リンゴの芽はほとんどの品種で動いていませんが、2月に多品種接ぎした1品種の「スリムレッド」のみ、新芽が勢いよく伸び出しています。ラ・フランスに割接ぎした和梨や中国梨「ツーリー」の芽が動き出したようです。梨の接木はリンゴに次いで活着し易い樹種の様です。その他、サクランボやモモ・スモモ・キウイ・ブドウなども、新芽の動き出しが確認でき、処理後の状況は順調に推移しています。「暖地桜桃」が四分咲きの状態になっています。新芽の動き出しが遅い桃ですが、「ドワーフピーチ・ボナンザ」の蕾のピンクが鮮やかに見られるようになっています。杏の「平和」の花も開き始めたようで豊後梅の開花時期に間に合ったようでホッとしています。同じく杏の「ゴールドコット」も開花の兆しが見られ、受粉には好都合なタイミングです。しかし、「ハーコット」は、依然として花芽の動く様子はありません。毎年、「ハーコット」の開花時期にはプラム類の受粉樹は、ほとんど開花が終了しており実止まりの悪さが気になっています。晩生の梅や杏を探すことが課題となっています。鉢植えの梨、「豊水」と「ジャンボ新高」の花芽も大分膨らんできました。



2/28
今週は、降雨続きの1週間でしたが漸く曇り空に、時々陽射しを感じました。この1週間で、豊後梅が一斉に開花しだしています。日本みつばちが数匹、梅の花を飛び回っていました。豊後などの梅を受粉樹とするアンズの蕾もかなり膨らんで、開花のズレは少なくて済みそうです。木イチゴの「カジイチゴ」と「モミジイチゴ」の新芽も動きだし、カジイチゴには蕾が確認できます。早咲きの「暖地桜桃」の蕾が分割して開花間近を窺わせています。カリンのつぼみが漸く確認できました。しかし、昨年の結実が少なかった割には、蕾の数が少ないです。プラム類のすもも、ブルーベリーも花芽の膨らみを増しています。BBの「エイボンブルー」は既に開花していました。「クライマックス」や「フクベリー」の花芽も続いているようです。昨年は、蜜蜂の訪花が少なくて受粉を心配したBBでしたが、今年は日本みつばちが多いように感じます。待ち桶を早めに準備してみようかと思います。




2/21
通過していった前線の影響は少なく、今日は良い天気でした。
1月末から開始した各種の芽接ぎや接木および挿木の様子を見て回りました。キウイは、若干芽の膨らみが出てきたように見えました。露地植えのスモモの枝に芽接ぎした「ジュピター」ですが、ビニール内が曇って見えにくいですが新芽の緑が見て取れます。活着の良否には時期尚早ですが、可能性が窺われます。他のキウイやサクランボ、ナシなども芽に動きが見られるものもあり今後目が離せません。
遅咲きの梅、「豊後」の蕾が1,2日で開花しそうです。それと並行してアンズの「平和」や「ゴールドコット」の蕾の色が判るまで膨らんできました。毎年開花が早い「暖地桜桃」も花芽が分割して1花1花の蕾が判るようになりました。このあと、プラム類の蕾も次々に膨らんで、開花の準備に入っています。
残る作業は、ブルーベリーの接木や、来年以降の接木台を確保するための各果樹の台木用挿木を大量に実施の予定です。



2/14
チョコレートを沢山頂きましたか?
昨夜は雨と風の”春一番”で、今日の気温は何でしょう。汗ばむ陽気でしたね。今年の花芽の動き出しは早そうだと、多くのブログに報告されています。例年ですと、この2月が最も冷え込む時期なんですが果樹達も調子が狂ってしまったようです。プラム(すもも)、杏、梅、桃、林檎、梨、暖地桜桃などの花芽も膨らみ今にも咲き出しそうな蕾さえ見られます。豊後梅の開花は、他の梅(南高・竜峽小梅・鶯宿)に比べて遅咲きなのが幸いして、杏の受粉樹として貴重な梅となります。今日のような気温ですと、蜜蜂も足にいっぱい花粉を付けて、早咲きの梅の花を行き交っていました。プラムやブルーベリーの開花の頃には、沢山の蜜蜂が訪花してくれる様に期待したいです。林檎、桃および梨の花芽はまだ動き出すまでには行っていませんが、早咲きの暖地桜桃は蕾が割れる寸前まで来ています。淡いピンクの花はもうすぐのようです。




2/7
今月でHP開設3年目に入ります。何年保つか疑心暗鬼の出だしでしたが、何とか3年目の第1報をこうして記録しています。ブログで応募していた「オリーブ苗」の引き取りを今日完了し、鉢置き場がちょっぴり広まりました。
予定していました、サクランボの「接木挿し」を実施し、コルト台木に多品種割接ぎなどを行いました。
通常、コルト台は挿木から1〜2年養成して台木としてサクランボの穂木を割接ぎしますが、挿し穂にサクランボの芽を接いでから挿し木する方法です。この方法が上手くいきますと、1年でサクランボ苗が出来る予定です。何分、初の試みですので暫くは、様子見となります。他に、依頼されている紅秀峰の割接ぎを実施し、今までコルトの挿木用穂木を採穂していたコルト原木にサクランボの多品種高接ぎを施しました(手持ち全品種)。この試みも私はまだ見たことがありませんので、どんな結果が得られるのかワクワクしています。カリンの芽が少し開きだしたようです。ブルーベリーの蕾も一段と膨らみを増していますが、この時期ほとんどかまっていませんので久々の「フクベリー」の花芽が虫食い被害を受けていました。何個かの蕾が食害を受けています。どんな虫の被害なのか判らず、対応も出来ません。これ以上、食害が増えなければ良いのですが・・。様子を見ていきます。
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