栽培作業記録

01/26
先週の日曜日の夜から久々の積雪(約5センチ)を記録しました。天気予報を見て、急遽畑の防鳥網を撤収したのは正解でした。来週は、「ウイークエンド果樹栽培」のホームページを開設して丁度1年経過となります。
1年目の最後の週末は、寒い1日でした。簡易温室の「キウイ実生」は、まだ双葉のみですが、だいぶ賑やかになってきました。畑は東西に細長い形で、防鳥網のない北側から南向きに撮影しました。リンゴや桃の大鉢は、60,100リットルに植え付けています(A)。電柱の左に2本の路地植えは、すももで2本に6・7品種のすももを接ぎ木しています(D)。ビワの大五星は初生りになりますが、結実が確認できます。開花間近と思われた梅ですが、このところの冷え込みで停止状態です。梨やアンズの花芽は固く寒さに耐えています。




01/19
今朝は汲み置きのバケツの水に薄氷が張っていました。ヘソのない「デコポン」は、濃いオレンジが鮮やかです。「びっくりグミ」の花芽が膨らんでいます。サクランボ置き場の各品種は、所有している全ての品種で花芽の確認が出来ました。サクランボには、即効性の肥料を少量ずつ与えました。キウイの実生は、発芽がまだ続いているようで新芽の双葉が賑やかになってきました。カリンの枝先に「モズのはやにえ」を見つけました。刺したモズは、忘れずにいるだろうか。果樹ではありませんが、イチゴの「紅ほっぺ」が、大粒で良い色になりましたので収穫しました。肥料は例の「ボカシコンブ」を与えています。



01/14
3連休なので、いろいろ作業を予定していましたが12,13日は生憎の雨天で、ようやく今日キウイの剪定のみが終了しました。畑用防鳥網の支柱の手直しや張り直しは、まだ手つかずです。12日に「さぬきゴールド」の実生が発芽していることに気付きましたが、発芽は続いているようです。梅の蕾も花弁の色が見えるようになりました。蕾や枝に白い斑点が見えますが、「石灰硫黄合剤」の飛沫です。暖地桜桃は梅に続いて早い開花になります。



01/06
2008年のお正月は晴天が続きました。この時期に欠かせない石灰硫黄合剤の散布を、落葉果樹全般に実施しました。ブドウやスモモの剪定を行い、スモモやリンゴ接ぎ木台として準備していた台木の植え替えを行い、春先の接ぎ木準備を行いました。昨年接ぎ木したスモモの「貴陽」や「秋姫」の植え替え(鉢上げ)を行いました。昨年からサクランボの接ぎ木用に「コルト」台木を挿し木で養成していたので、鉢上げを行った。梅のつぼみが膨らんで、今にも開花しそうな色合いを見せています。地植えの台木に接ぎ木していた「ぐんま名月」を鉢上げしました。地植えのラ・フランスには、時期遅れの開花による小果が風に揺れています。リンゴやスモモの花芽が各種の品種に、沢山確認でき開花が楽しみです。一部のサクランボを一回り大きな鉢に植え替えました。




12/30
2007/12/30:今年も最後の更新記録を書き込んでいます。午前中は兄貴(実家)の家で恒例の餅つきを古い”臼と杵”でつきました。
この時期の果樹と言えば柑橘類が主体となりますが、個人的な趣向から柑橘類は敢えて収集していませんことから、果実の画像は激減します。鮮やかな色合いが少ない庭では、正体不明のミカン類と「ぷちまる」、「レモン」が黄色の色彩を添えており、蕾だった「大五星」が開花しました。ようやく葉を落としたリンゴ類の枝先には、来年の花芽が確認できます。すももの「ニュー太陽」も、来年は開花が見れそうです。ブルーベリーは、紅葉後の落葉が進み、沢山の花芽が見て取れ、豊作の予感が・・。(欲目か(^_^;))



12/23
昨日の土曜日は息子の結婚式があり、朝から出かけていたが天気は何とかもってくれて良かった。息子達二人が計画した結婚式・披露宴でしたが、洒落た雰囲気でなかなか良かった。
ビニール温室の「キウイの実生」は、依然として変化は見られていない。イチゴの「紅ほっぺ」の実が、白くなったものもあり、結実(ナミハナアブの働き)も順調である。サクランボの花芽調節をしました。葉芽を中心に3〜4個の花芽を残しました。この花芽が充実してくれると、大きな花が咲き結実の可能性も高まります。梅、暖地桜桃、桃およびビワ(大五星)の花芽が、膨らみを増しています。レモンは鮮やかな黄色となり、もう何時収穫しても良さそうです。すももやサクランボの一部を植え替えしたいのですが、まだ葉が落ちきらないので、正月休みに行う予定です。



12/15
冬型の天気で風は強いが、良い天気でした。さくらんぼの葉も黄色に色付いた後、落葉が進んでいます。来春の花芽もしっかりと確認できます。スモモやプルーンの花芽は、小さいながら確認できました。桃の花芽もほどよい着き具合で、来春の摘蕾・摘果管理を促されているようです。簡易ビニール温室の中では、ナミハナアブがせっせとイチゴの受粉作業を代行しています。2週間目になる「さぬきゴールド」に変化はなく、寒さを経験しない種の発芽は難しいのでしょうか。現在、冷蔵保存中の種で、来春に勝負する必要がありそうです。



12/09
金曜日に、天香園(山形)から果樹苗が届いたので、早速植え付けを行いました。ブドウ苗は春先まで土中に埋めておこうと思いましたが、プチプチで保温して鉢に植え付けました。さくらんぼ苗はコルト台の「正光錦」と「香夏錦」を加え、先日購入した「ぼかし肥料」類を使って鉢植えにしました。洋ナシ苗は、「オーロラ」、「カルフォルニア」および「ゼネラルレクラーク」を追加しました。洋ナシは、今後「ラ・フランス」に接ぎ木してみようと思います。3日前に初霜があり、キウイの「ゴールデンキング」を収穫しました。すももの「紫峰」、「貴陽」および「太陽」が、紅葉し、桃はすっかり葉を落としました。
レモンの果実が鮮やかな黄色に染まってきました。


12/02
ぼかし肥料は、福田さんの方法を参考に手作りしているが、果樹栽培用にはリンやカリ成分などの不足を感じていました。磐田市の”川合肥料株式会社”には、果樹に良さそうな「ぼかし肥料」が商品化されており今回試験的に海草成分を含んだ肥料を5品程購入しました。来春からの施肥で効果を観察してみようと思います。畑のリンゴ「王林」、「ゴールデンデリシャス」と「らくらくふじ」および柿の「太秋」を全て収穫しました。残るのは、キウイの「ゴールデンキング」のみとなりました。道路沿いに地植えしている「太秋」は、2週間ほど前に心ないヒトの仕業で網を破られ持って行かれましたので、網を修復したのですが、またもや防鳥網を強引に破って、枝を折って持って行かれました。残念な事です。冬になりますと寒さに弱い「レイシ」や「チェリモヤ」は、簡易温室に避難しています。今年は、多少成長した「レイシ」が嵩張りイチゴ栽培で狭くなった小さな温室には収容できなくなりました。ダメになるのを覚悟で、地植えにして防寒処理を施してみました。文献では、”成木になると耐寒性を増す”との記載がありますが、はたして越冬できますでしょうか。イチジク、サクランボがようやく紅葉し出しまして、来春の花芽も見て取れます。



11/25
スモモ(ソルダム・プラム井上)や杏の紅葉がようやく始まりました。桃の葉は、紅葉する間もなく緑の葉が一気に落葉しています。ベビーキウイは、混じりのない黄色に色付いて落葉しています。リンゴはまだ樹に残っていますが、孫娘の相手をしながらリンゴ狩りをしました。むしり取った「らくらくふじ」は、320g前後と本来の果重ではありませんが、果汁も多くとても美味しい収穫になりました。やはり「ふじ」の味は違います。キウイの「さぬきゴールド」は母がアップル系キウイ、父が中国系キウイの雄品種を交配した選抜種で香川県特産の門外不出(苗木)の極甘キウイとして、現在注目の品種です。3Lサイズで190gあり、在庫切れだった6Lサイズはいったい何gになるのだろうか。自家産「ゴールドエンペラー」120gと形状比較していますが、ずんぐりしています。まだ追熟が必要なようなので、リンゴのエチレン処理をしています。種を保存して、「キウイの実生苗」にも挑戦の予定です。



11/18
晴天だが、西風の強い一日でした。リンゴは「らくらくふじ」、「ゴールデンデリシャス」と「王林」が樹上に残っています。樹上完熟を目指します。今朝の気温は7℃と、ようやく冷え込み出したようです。しかし、さくらんぼの葉はまだ青々として、紅葉の気配もありません。ビワ(田中)の蕾が開花し出しました。「大五星」の開花は遅れています。イチゴ栽培のプロから頂いたイチゴの「紅ほっぺ」苗に、初花を見つけました。最近、ブルーベリー栽培にスリット鉢が多用されています。根のサークリング現象を防止して鉢土を有効利用し、木の成長も良いようです。10号鉢程度でしたら価格もリーズナブルですが、25リットル〜60リットルサイズとなると、通常大型ポットの2倍以上の価格となります。そこで、通常ポットにスリット加工を施してみました。今年購入の苗木に使ってみる予定です。キウイの「ゴールドエンペラー」は、糖度15〜16度で甘みも十分な出来です。


11/11
自宅南側は茶畑で、その向こうにミカン畑が広がり「温州ミカン」が良い色になってきました。我が家の「デコポン」ですが、どう見てもそれらしくありません。正体不明の柑橘類。ホームセンターの品種名は、かなり曖昧な気がします。先日の「バラード」、「ゼネラルレクラーク」と家内がスーパーで買ってきた「ラ・フランス」の味を比べてみました。糖度は13.5度、14.5度とラ・フランスが15.5度でした。ゼネラルレクラークは、酸味を残した甘さで濃厚な味ですが、ラ・フランスの甘さはねっとりとした感じでした。洋ナシの追熟法について「趣味の果樹栽培」の内田さんからお聞きしました。生育期には袋を掛けて、収穫後の追熟時に殺菌剤(輪紋病予防薬のオーソサイドやベルクート)の処理が必要とのことです。来年は、自家産の洋ナシを味わいたいものです。今年の春先に挿し木したBBの一部を、植え替えしました。今後は、品種を絞って挿し木を行っていく予定です。時期外れのイチジクの結実ですが、成長しています。リンゴの色付きはやや停滞気味、これ以上は無理でしょうか?。レモンは順調に色付いています。今年のさくらんぼは、紅葉が遅れていてまだ青い葉が多く付いていますが、花芽もしっかり確認できます。



11/03
ブルーベリー置き場の防鳥網を、一部分の撤去を実施しました。リンゴの色付きはさらに増しています。王林の一部を収穫しました。秋の味覚の代表である、柿の「太秋」がだいぶ色付いてきました。オリーブの「フラントイオ」は、収穫せずに残しておきましたら茶色に変わりました。キンカンの「ぷちまる」は、青々と光っていますが、収穫は来年の1月頃になると思います。我が家のブルーベリーの紅葉一番乗りは、ハイブッシュの「プル」でした。自家製「ラ・フランス」の追熟に失敗しましたので、プロの技を確かめましょうと、いわて盛岡の「田屋果樹園」さんからバラードとゼネラルレクラークを送ってもらいました。果重は400g前後でやや柔らかくなり気味ですが、もう少し室温で追熟してから味わってみます(^o^)。

Index
Back

過去記録:2007.2〜4 2007.5〜7 2007.8〜10

inserted by FC2 system