栽培作業記録

10/28
台風一過の晴天で、一日中庭仕事で過ごしました。ブルーベリーの植え替え、殺菌剤などの散布を行いました。先週、袋を撤去した「らくらくふじ」と「ゴールデンデリシャス、ジャンボ王林」の色付きが順調に進んでいます。キウイの収穫には最低糖度が6〜7度必要で、収穫後の追熟で糖度を15度前後にして食します。今日、「ゴールデンキング」の糖度を測定しましたら7度でした。「ゴールドエンペラー」は8度でした。そろそろ収穫しても良さそうです。レモンや「デコポン」は、うっすらと色付きが感じられます。



10/20
スッキリとした秋らしい天気でした。富士山はマイナス8℃で、頂上付近に冠雪が見られました。畑や家周りに除草剤を散布しました。先週まで青々していた「トゲ無し栗」が弾けて落ちていました。大きな栗を一つ収穫です。りんごの袋を、完全に全部撤去しました。赤くなるはずの「らくらくふじ」も、二重袋の中では「ゴールデンデリシャス」と同じ薄緑色で、これから陽射しを受けて色付いて欲しいところです。「王林」は、淡い黄色の完熟果を少しずつ収穫していますが、袋を掛けてあった王林はまだ薄緑色のままです。


10/13
洋ナシの「ラ・フランス」の追熟は、見事に失敗に終わりました。10日間ほど冷蔵保存後、室温で追熟を始めて4日目程度で急に傷み出してしまいました。まだまだ、研究不足のようです。
イチジクの「ピオレーソリエス」が、熟し間近です。「トゲなし栗」は、まだ緑を残し膨らみを増しています。ビワの「大五星」、「田中」には、花のつぼみが沢山確認できます。大果の「大五星」は、初生りになりますがどの程度の大きさになるのか、楽しみなところです。袋掛けしたリンゴの二重袋を、一重にして、収穫待ちに入りました。デコポンは、独特のヘソはありませんが、丸々と育っています。一部収穫したリンゴの王林は、351gの果重で小粒の「シナノゴールド」の倍近い大きさです。リンゴと並べると、大粒のナツメ「棗王」が小さく見えます。



10/06
遥か南の東シナ海付近では、猛烈な強風を伴った「非常に強い」台風が発生し、矢継ぎ早に台風16,17号と続けて発生したようで、今年の気象はおかしい。当地は、久しぶりに天気の良い休日となり、昨日会社帰りにホームセンターで購入した桃の苗やタテさんが届けてくれた「ダルマティ」の取り木苗を鉢植えにした。食用にはならないが「カイドウ」の実が色付きだし、リンゴの「アルプス乙女」は収穫出来るまでに赤く色付きました。王林も淡い黄色の実が見られます。「らくらくフジ」の収穫は11月ですが、うっすらと赤味が感じられます。ナツメの「棗王」は、在来種の3〜4倍の大きさになっています。レモンや柿の「太秋」も順調な生育を示しています。



09/30
冷たい秋雨が降り続く週末となりました。ブルーベリーは、ほぼ終了となり僅かに「オノ」と「フクベリー」が数えるほどとなりました。玄関前に観賞用で置いた小鉢のリンゴ(シナノゴールドと王林)が色付いてきました。イチジクの「ロンドボーデックス」に、時期外れの幼果を見つけました。着果習性は良さそうな品種です。毎年、この時期になると約束事のように「彼岸花」が一斉に咲き出します。先週金曜日に、山形の「天香園」さんから綺麗な果樹カタログが届きました。また、この季節になりしばらく品種選びで悩む事となります。


09/23
洋ナシの「ラ・フランス」を収穫しました。最大果重は279gとなり、全8果中の最小果は142gでした。洋ナシは追熟という難しい処理が必要です。ネットでプロ農家の処理法を見ますと、収穫直後は10日間ほど予冷し、その後常温で2〜3週間の追熟期間を経て食べ頃となるようです。イチジクの「ピオレーソリエス」が色付きました。リンゴは収穫まで1〜2ヶ月後になりますので、病虫害の予防消毒を行いました。「アルプス乙女」 は、木全体の7割程度で赤い色付きが確認できるようになりました。「シナノゴールド」はやや黄色みを差してきました。王林は、例年かなり早取りしましても味はしっかりしていますが、今年は樹上完熟を目指しています。



09/16
「ネヘレスコール」にコガネムシや蝶が着きだしたので、全部収穫し試しに「干しぶどう」にしてみようと思います。梨の「豊水」を収穫しました。かなり柔らかくなって糖度は13度でした。この時期の収穫はイチジクがメインとなりますが、コガネムシの食害が激しいです。「ピオーレソリエス」が漸く収穫間近になったようです。柑橘系の「デコポン」、「レモン」、「キンカン」の生育は順調なようです。
ナツメは、先週の台風の風で落果していましたが、残った実は緑から茶色への変化が始まりつつあります。ちょっと淋しい稔りの「オリーブ」は、つやつやして緑がきれいです。



09/09
台風9号の影響は少なくて済みました。リンゴが少々落果しましたが、成らせ過ぎでしたので丁度良いかも・・。「アルプス乙女」の色付きが進んだ実を囓ってみましたら、ジューシーで秋の味わいでした。9月は桃の芽接ぎシーズンのようです。芽接ぎの経験はないのですが、「西王母」の芽をタテさんから頂いたので芽接ぎにトライしてみました。5〜6芽ほど処理しましたが、成功するかどうか、全く予測できません。「ラ・フランス」は開花後165日で収穫となりますが、9月22日がその収穫日となります。畑のブドウに目残しの「ビッテロビアンコ」があり、パリパリとした食感でした。「ネヘレスコール」の収穫時期は、9月下旬ですが流石にまばらの実付きです。



09/02
朝晩の涼しさは、秋を思わせる気温ですが長期予報では残暑は厳しい様です。梨の「豊水」を一つ食べてみました。糖度は14度あり、果汁も十分あり美味しい出来でした。リンゴの「つがる」を収穫しました。小粒でしたが、酸味と甘味がほどよいバランスで意外と美味しい出来でした。満足な出来映えでした。先週あたりから、防鳥網の中なのにイチジクの食害が気になっていました。潜り込んだ鳥の仕業かとも思いましたが、その食べっぷりは豪快であります。もしやと周囲を点検しましたら、直径20センチ程の破れが発見されました。早速修理しましたが、どうやら「ハクビシン」の仕業だったようです。プルーンの「パープルアイ」が、9月の狂い咲きです。木全体に開花が見られ、春先よりしっかりした開花で、残念です。コスカシバ被害で、木の切り返しや剪定をした影響だと思います。


08/26
この夏の猛暑は、ベビーキウイの葉を焼いて落としてしまいました。しかし、新芽もすぐに出ています。一番大きめのベビーキウイのメス木は、元気で新葉も勢いがよい。今年最後のスモモを収穫しました。鉢植えの紫峰は、7月の収穫でしたが地植えの紫峰は一ヶ月遅れの収穫となりました。梨の豊水はそろそろ収穫しても良さそうな感じがします。リンゴの王林は、順調な生育を示し、小粒ながら「つがる」はうっすらと紅を差して来ました。「トゲなし栗」は、毬(外皮)が丸みを持ち出しました。BBの「フクベリー」は、まだまだ収穫は続きそうです。粒も大きめを保っています。



08/19
鉢植えが主体の果樹栽培ですので、この時期は一日でも水やりを停止しますとたちまち凋(しお)れてしまい、留守にすることは出来ません。将来的には、自動灌水設備を設置したいと考えております。この時期は収穫できる果樹も減少し、秋口までは少し寂しい時期になります。イチジクの秋果「ホワイトゼノア」、「ドーフィン」および「バナーネ」がぽつぽつと収穫出来ています。ブドウは、「ヒムロッドシードレス」が収穫時期となり、「リザマート」は露地栽培ながら形になっています。「藤稔」は、袋の中を見てみますと、ほとんど割れています。雨が続いた時期に割れてしまったのでしょうか。リンゴの「阿波3号」が大分赤くなってきました。キンカンの「ぷちまる」が開花・結実しています。デコポンの実が大きさを増しています。



08/12
8月11日の戸外でデジタル温度計が42℃を示していました。この時期の戸外での作業は、意識的に水分を補給しながら一服時間が長くなります。鉢栽培のイチジクやさくらんぼの葉先が黄色くなるので、微量要素の葉面散布を行いました。さくらんぼの花芽形成を促進するため、昨日から水を控えました。本日、葉が萎れたのを確認して水を与えました。今年は、BBの収穫ピークが早まり、ラビットアイ種も「オノ」と「フクベリー」を除くと、ホームベル、ティフブルーなどは残り僅かになりました。「フクベリー」は、一度に熟さず一つずつ色付いていきます。シジュウカラが2センチの網目を通り抜けて、防鳥網の中で遊んでいます。スモモや黒竜藤の狂い咲きが見られます。


08/05
台風5号で被害は有りませんでしたが、昨日まで南風が強めに吹いていました。すももは、「太陽」と「紫峰」の収穫が今年の最後になります。来年は「貴陽」、「秋姫」、「バイオチェリー」の収穫が楽しみなところです。鉢植えのホームベルは小粒ですが、とても美味しいBBです。柿の「太秋」、洋ナシの「ラ・フランス」、梨「豊水」の成長は病気もなく順調のようです。最近人気のイチジクは、「ピオーレ・ソリエス」、「バナーネ」および「ドーフィン」の秋果が枝いっぱいに着いています。キウイの2品種は、豊作ですが11月の収穫時の「糖度」が、今から気がかりです。糖度上昇の秘策を考えねば、と思っています。ブドウの「ネヘレスコール」は、鉢植えなのに花房整理をしませんでしたので、予想通りの結実状況です。しかし、今後の楽しみ方を十分発揮していると思います。





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