10/26
ビワ(大五星、田中)の摘蕾を行いました。両種共に大実種ですので、1/3程度の蕾を残し、結実後は1果房に1〜2果ぐらいに摘果する予定です。無袋栽培の「シナノゴールド」は、果皮は余り綺麗ではありませんが黄色の色付きが進んできました。虫食いにあった「ぐんま名月」を収穫し、試食してみました。蜜入りは見られませんでしたが、甘味・酸味がほどよくて大変美味しいリンゴでした。まだ樹上に残る3個の完熟が楽しみです。色付き促進のため各種リンゴの葉摘みを行い、陽射しを受け易くしました。相変わらずゆっくりと色付きを増している様子の「らくらくふじ」や「ゴールデンデリシャス、ジャンボ王林」の収穫は、11月になるかと予想しています。柑橘系の果樹は金柑と檸檬のみですが、1果付いた貴重な「レモン」はまだ緑色で、もう少し膨らみを増すと思います。2果残った柿の「次郎」を本日収穫しました。昨年は、網をやぶって収穫間近の「太秋」を持って行かれましたが、今年は何事もなく収穫することが出来ました。



10/18
秋晴れの晴天が続いています。富士山の麓付近で熊が出没しているようです。今年は全国的に山の木の実が少ないようで、エサを求めて行動範囲が広まっているようです。
カリンの実の色が緑色から黄緑に変化していますがまだ香りはしません。キンカンの「ぷちまる」の挿し木苗に1粒の実が付いています。今春に挿し木した苗ですが、生長は非常にゆっくりとしたモノです。イチジクもいよいよ最後になりました。9月から「ドーフィン」が熟すとスズメバチが多数やって来まして、半分以上がコガネムシや蜂達に食べられてしまいました。涼しくなって蜂の飛来も無くなり、このドーフィンは食べられそうです。1果残っていた「ビオレーソリエス」が柔らかくなったので美味しく頂きました。キウイの2品種は実の膨らみが止まり、熟す段階に入ったようですがまだ堅いままです。酸味が抜けない「ゴールデンキング」には、過リン酸石灰とバットグアノを意識的に施肥してきましたが、収穫時の味見が楽しみです。陽射しが少ない「らくらくふじ」の色付きは遅遅として進みません。有袋栽培の「ゴールデンデリシャス」も同様で、黄色への変化がハッキリしない状態が続いています。今年は、完熟自然落果まで、根気よく色付きを待つつもりでいますが、どの様なリンゴになるのか心配と楽しみの複雑なところです。



10/12
晩生種のリンゴの色付きを待っていますが、なかなか濃い色にはなってくれません。牧ノ原(静岡)や都内のりんご園がニュースで放送されていましたが、ウチにあるような品種が良く熟れていました。また、昨夜のニュースでは富士川町の紅芯キウイ(レインボーレッド)の摘み取り風景が放送されていました。
ウチのキウイは、触ってみましたがまだ堅く収穫までは時間が掛かりそうです。「らくらくふじ」の色付きは僅かずつ進み、袋を外した「ゴールデンデリシャス」は、やや黄色に薄いあかね色が見られます。同じく有袋の「ぐんま名月」は、黄玉ですが意外と赤味も良く乗っています。小玉の「アルプス乙女」を全部収穫しました。遊びに来ていた孫娘が、美味しいと言って3個ほど囓っていました。
洋ナシの「ラ・フランス」に時期外れの結実が見られます。開花時期には、他に花はありませんので自家受粉です。「ライチ」が先週より色が濃くなっています。ビワの蕾が今すぐ咲きそうに膨らんできました。そろそろ摘蕾調整を行う必要があります。オリーブの実を数個見つけました。オリーブの木は4品種ありますが結実数が増えませんので、場所確保を兼ねて処分の方向を検討しています。



10/4
晩生種のリンゴに少しずつですが変化が見られます。今日、「ぐんま名月」の袋を外して見ましたら、かなり大玉の気持ち赤味を感じる色合いになっていました。無袋の「らくらくふじ」は、縦筋状に赤味が差して少しずつ色付きを増しているようです。袋掛した「ゴールデンデリシャス」は、白っぽくて無袋の薄緑とずいぶん差が見られます。「ジャンボ王林」の袋を外しますと、黄色く色付いていました。柿の「次郎」は、薄い柿色に染まりだしたようです。ナツメの「棗王」の一部に茶色の色付きが始まっています。レモンやイチジクの「ビオレーソリエス」は、1果ずつですが膨らみや色付きを増しています。
たった1果残った「ライチ」の赤味が濃くなっています。冷え込みが進んでいますが、熟してくれるか心配なところです。
今日、西洋ナシの「ラ・フランス」の2回目を収穫し冷蔵保存しました。また、先日収穫した1回目のラ・フランスを冷蔵庫から出して、室温での追熟に移行しました。小玉ですが、まだ10果程のラ・フランスが樹上に残っています。




9/27
朝晩が涼しくなり、ススキや彼岸花が秋の気配を感じさせてくれています。冷え込みが始まりますと、晩生種のリンゴ類で色付きが加速します。色付きが早かった「アルプス乙女」は、なお一層の赤さを増してきました。無袋の「らくらくふじ」に淡い赤味が見られます。小粒ながら「シナノゴールド」も薄い黄色の色付きが始まっています。二重袋の外側の袋を破った「ジャンボ王林」は、うっすらと黄色味が感じられます。無袋の「ぐんま名月」は、ズッシリと膨らみを増しましたが、色付きの変化はまだ見られません。ビワの「田中」は、蕾が膨らみ花弁の白が垣間見られるようになりました。一方、「大五星」は、漸く蕾の準備が始まったようです。和梨は無袋栽培で通しましたが、本来大きな実となる「ジャンボ新高」は、小粒のまま収穫間近となりました。



9/21
台風の翌日に、また強い雨が降っています。予定通りに洋ナシの「ラ・フランス」を一部収穫しました。洋ナシは追熟が必須ですが、これが厄介で難しいです。追熟中に腐るケースが多く、過去数年失敗続きです。今年は、10日間ほどの予冷に際して殺菌剤を塗布しました。予冷後は2週間ほど室温にて、追熟を予定しています。季節外れの開花ですが、洋ナシは良く時期外れの開花が見られます。
手入れしなかったブドウの「ビッテロビアンコ」が数粒ながら結実していました。カリンはたった1果ですが、これから黄色く色付いて行くと思います。一時、キウイの落果を心配しましたがようやく落ち着いたようです。「ゴールドエンペラー」は今年が一番膨らんでいます。今年のキンカンは、開花が遅くて7月に1番花が咲きまして今3番花が咲いています。実付きは少なく、数粒探すのが大変な状況です。さくらんぼはこの時期には、しっかりとした花芽が確認できませんと、来春の開花は望めませんが、主立った品種には大きめの花芽が付いたようで一安心と言ったところです。



9/13
この時期になりますと収穫できる果樹種はぐーんと減ってきます。そんな果樹の中で、イチジクの「ドーフィン」と「ホワイトゼノア」は、毎日のように収穫できています。今年はコガネムシ被害も少なく、収量は例年に比べて多いようです。袋掛けもせず生らせ過ぎた梨の「豊水」は小粒でしたが、全部収穫しました。なめらかな食感で果汁もたっぷりの美味しい小玉豊水です。柿は4種ほど栽培していますが、今年の結実は「次郎」の3果のみです。伸びた枝が邪魔になり切り詰めますと、翌年はほとんど花芽が付かないのが、柿の結果習性のようです。遅れて結実したブドウの「ヒムロッドシードレス」は、良い色になってきました。来週頃収穫の予定です。たった1果の「ライチ」ですが、ぽつぽつと赤い点のような色付きが見えるようになりました。はたして試食まで頑張ってくれるでしょうか。ナツメの「棗王」は、ほとんど手を掛けていませんが、毎年結実をして存在を誇示しているようです。リンゴの「シナノゴールド」は、350g程の果重になるようですが我が家のシナノは小さいままで色付き出しています。やはりこれも袋掛けが必要と言うことでしょうか。ビワの「田中」に花芽が出来たようです。。寒い時期に開花するビワはこの時期に枝先に花芽を着けます。「大五星」には、まだ花芽が確認できません。



9/7
この週末の天気は、暑かったですが真夏の酷暑に比べますと、動きやすい2日間でした。今は毎日のようにイチジクが収穫できます。今年の「ホワイトゼノア」は、とっても甘くて「ヌアールドカロン」の甘さに負けていません。定番の「ドーフィン」や「バナーネ」も秋果が収穫できます。地植えの「バナーネ」の幹に虫が入って枯れそうです。来春には植え替え更新となるかも知れません。リンゴの「ジャンボ王林」が大きくなったので撮影しようと手にした時、枝が折れてしまいました。ズッシリと重い王林です。「らくらくふじ」は青く堅いまま熟期を窺っています。梨の「ジャンボ新高」の生育は余り良くありません。やはり袋掛けをしないとダメかも知れません。洋ナシの「ラ・フランス」は、開花から165日目が収穫に目安となります。9/17が165日目ですが、秋の彼岸頃に収穫を予定しています。キウイがこの時期に落果することは、例年ではほとんど見られませんでしたが今年は既に10果ほど落ちています。虫の侵入果も見られますが、無傷の実も落ちています。この落果は「ゴールデンキング」より「ゴールドエンペラー」の方が多くて、心配なところです。念のため殺虫剤を散布しておきました。



8/30
全国的に豪雨が続いている様で心配な状況が続いています。当地の本日は少ない降雨で幸いでした。
ブドウの「ヒムロッドシードレス」は先日全収穫しましたが、遅れて結実した小さな房を見逃していました。イチジクの秋果は「ドーフィン」に続いて「バナーネ」や「ホワイトゼノア」が熟してきました。糖度も良く乗った美味しいイチジクです。今年のキウイ「ゴールドエンペラー」は、去年より大きな実となって、収穫が待たれます。リンゴの「ぐんま名月」、「ゴールデンデリシャス」は、実の膨らみが見られ、「アルプス乙女」はうっすらと色付きが見られる実も有ります。在来種より大きめの実を付けるナツメの「棗王」は現在直径2cm程度になっています。たった1果の「ライチ」は一回り大きくなりそれらしい表皮になってきました。ブルーベリーは、「オノ」や「フクベリー」の1部を残して今年の収穫は終わりとなります。収穫量を記録していませんでしたが、全量は数kg以上になると思います。幼果のときから表皮が成熟果と変わらない梨は、収穫時期が判りにくくて困ります。「豊水」は、そろそろ収穫が可能かと思いますが、試し取り果で味見が必要でしょう。




8/23
北京オリンピックも後1日となり、野球はソフトボールの勢いを受け取れませんでしたね。
このところ朝晩の気候は涼しくて果樹達も驚いているんではないでしょうか。スモモ、桃、プルーンおよびブドウと美味しい稔りを提供してくれた夏の果樹は、僅かに残ったブルーベリーを除くと今日の収穫で全て完了となりました。続くのは梨やリンゴ、キウイなどになりますが、これから霜の降りる時期までゆっくり進行していく事になります。リンゴの晩生種は特に病虫害の被害もなく順調に生育しています。今年のイチジクは非常に出来がよいようです。秋果の早い成熟果が少しずつ収穫できています。栽培技術の習得が課題のブドウですが、「ヒムロッドシードレス」に次いで「藤稔」を収穫しました。実割れが多く見られ糖度の上昇が今ひとつでしたが病虫害の防除法が判ってきたように思います。棚の端にあったブドウのBIKOO保護袋が丸く破られてハクビシンと思われる食害が有りました。プルーンの「パープルアイ」は、急遽保護袋掛けて完熟を待ちましたが、袋が不完全でコガネムシが果樹袋に潜り込んで食害を受けてしまいました。実割れも生じており、早めに収穫しましたが109gとカタログ通りの果重となりました。スモモの「秋姫」は、実の太りは見られましたが害虫被害が激しくて残った実も落果してしまいました(残念)。晩生種に関しましては、スモモでも保護袋が必要であると思われました。来年の栽培に活かしたいと思います。




8/17
ブルーベリーは、ラビットアイ種の収穫が続いています。頂き物ですが当地の「富士ナシ」は、みずみずしくて美味しかったですが我が家の「豊水」と「ジャンボ新高」はまだまだ小さい梨です。今年の「レモン」はこの1果だけですが、膨らみを増しています。何とか1果だけ残った「ライチ」が、膨らんでいます。半ば諦めていた収穫ですが、1果でも残って欲しいところです。蟠桃の「桃観音」を収穫しました。果重は250g前後あり、期待通りの濃厚な味わいで満足出来る出来映えでした。極甘の品種として知られるイチジクの「ヌアールドカロン」はやっと今年が初収穫となり、柔らかくなった1果を試食してみました。カタログ通りの極甘で砂糖をなめているような濃厚な味でした。果物でこの甘さが出ているのは、新鮮な驚きでした。保護袋を取り除いた「つがる」の果実がうっすらと赤さが載ってきました。



8/10
桃の中手品種である「田上姫」と「黄金桃」を一部収穫しました。大実種の「田上姫」ですが、まだ結実果は小振りです。「黄金桃」は黄色い果肉で糖度が14.5度と甘く濃厚な味わいでした。さくらんぼはこの時期に翌年の花芽が形成されます。「山形美人」や「夢あかり」などに花芽が確認できます。スモモの「太陽」を収穫しました。固い果実は3〜4日の追熟後にいただきます。濃厚な味わいが楽しめるはずです。ブドウの「ヒムロッドシードレス」を2房ほど収穫してみました。糖度19度で甘いブドウとなりました。保護袋を外したリンゴの「紅祝」が順調に色付いています。果樹ではありませんが実家の畑で落花生を初収穫してきました。当地では茹で落花生がこの時期の食べ方ですが、おつまみなどに最高です。



8/3
桃の「なつっこ」を全て収穫しました。実は堅いモノもありましたが、甘くてジューシーでした。果樹保護袋の「BIKOO」は、桃の害虫被害から大幅に予防できるようです。一方、ブドウでは着色の課程がよく分かり、「藤稔」の色付きが始まった事がよく分かります。先週、保護袋の底を破った「紅祝」の紙袋を撤去しました。予想以上に大きく膨らんでいます。「次郎」柿の成長も順調のようです。秋まで落ちないで残って欲しいところです。「桃観音」がズッシリと重みを増してきました。小玉だった「黄金桃」ですが、8月になって実の肥大が進んでいます。露地植えの「ラ・フランス」は、成り行きに任せて数は数えていませんが、結構な結実状態です。まだ先のことですが、何とか追熟を成功させたいと思います。現在残っているスモモは晩生種が主体ですが、同じ品種でも鉢植えと露地植えでは収穫時期にかなりの差があります。鉢植えの「紫峰」は7月に収穫済みですが、露地植えスモモに接ぎ木した「紫峰」は、ようやく色付いてきました。「ニュー太陽」は、非常にゆっくりと色付いています。「秋姫」の残った実の数は、ますます減っています。収穫まで樹上に残るか怪しくなってきました。残ってくれ〜!。



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