過去記録:

2007.2〜4 2007.5〜7 2007.8〜10 2007.11〜2008.1 2008.2〜4 2008.5〜7 2008.8〜10 2008.11〜2009.1   2009.2〜4 2009.5〜7 2009.8〜10 2009.11〜2010.1
2010.2〜4

栽培作業記録

7/31
不作だったプラム類なので実付きも各樹種に2,3果と淋しい状態です。スタンレープルーンも落果が激しく残った数果が色付き出してきました。大実のプルーンの「パープルアイ」は残った1果が肥大しだしています。キウイは「アップルキウイ」と「ゴールドエンペラー」の肥大が進んでいます。桃類は果汁を吸われて傷み果が多発していますが、8月収穫の「なつっこ」も少しずつ傷み果が発生しだして心配なところです。僅かに2果結実の「貴陽」ですが、色付きを増してきました。実付きを諦めていた金柑の「ぷちまる」は、遅れての開花に虫達が受粉していました。今年のブドウは熱帯夜続きで糖度が上がりにくいようですがウチのブドウはどうなりますやら、一応色付きをはじめた「選抜ピオーネ」は順調そうに見えます。粒がまばらな「キャンベルスアーリー」も色付きが始まっています。




7/24
連日の酷暑ですが、午前中は頑張って下の畑に通っています。氷を半分詰めた保冷ポットにたっぷり水を入れての熱中症対策も万全です。鹿の食害は防護ネットで解消しましたが、ハクビシンの食害は続いています。トマトも色付いたものはガッツリと食べられています。忌々しいのは色付きが進んでいた桃「田上姫」の食害です。下枝を折って保護袋を破り食い散らかしてあります。このままでは全滅も危惧されましたので、樹全体をネットで囲ってみました。他に「蟠桃」も同様な対策をしました。上の畑では、「大玉山吹あかつき」が果汁を吸われて傷み果が多発しています。一重の保護袋ではこの虫害は防げないようです。スモモの「貴陽」や「ニュー太陽」が少しずつ色付きを増してきたようです。大実のプルーンとして期待しながらの栽培でしたが、実付き不良の「ジョーク」が1果膨らんでいます。ブドウ産地の岡山のピオーネは、猛暑の影響で夜間の気温が高すぎて糖度や色付きが進まない・・とのTVニュースを見ました。我が家のブドウ類も夜間の気温が28℃前後ではとても甘くなるとは思えません。このところ、カミキリムシの姿をよく見かけます。イチジクなどは最もカミキリムシの幼虫被害を受けていますので、要注意です。




7/17
劇的な梅雨明けとなりました。長雨で農薬の散布が出来ていませんでしたので、害虫の幼虫や病気の兆しが林檎や梨に見られました。早速、病害虫駆除の農薬散布を実施しました。洋ナシのラ・フランスの葉にイラガの幼虫が固まっていましたので葉ごと切り取りました。桃の「大玉山吹あかつき」が大分色付いて来ました。下の畑のトウモロコシのヒゲが枯れてきたので試し取りしてみましたがまだ早めでした。今年のスモモ類は不作ですので、一果でも大変貴重となっています。この「貴陽」は数本栽培していながらたった2果結実した高接ぎ枝に付いた1/2果です。不作のスモモの中では実付きが良い方の「ニュー太陽」は膨らみと色付きを増してきました。林檎はまだまだ青い幼果ですが、8月になりますと早生種の林檎が収穫出来ます。



7/10
今年のプラム類は不作でしたが僅かながら稔った果実は貴重です。黄色いプルーンの「フロリナ」はもう少し樹上に置いておきたい感じでしたが虫のが果汁を吸い、傷み果が出だしましたので収穫しました。スモモの「ジュピター」や「ニュー太陽」は防鳥・虫除けを兼ねてBIKOO保護袋を着けています。プルーンの「スタンレープルーン」が膨らんできたようですが、余り美味しいプルーンでないのが残念です。今年も不作のキウイですが、「アップルキウイ」だけは枝一杯に着果して実の太りも良好な様子です。イチジクの「バナーネ」の秋果が目立つ大きさになってきました。



7/3
ブログのさくらんぼ栽培記事からお知り合いになった山形のさくらんぼ栽培家であるS.F.Takaさんからご自身が丹精込めて栽培したさくらんぼ(佐藤錦と黄色いサクランボの月山錦)が届きました。粒は3Lサイズの大玉揃いの良いサクランボでした。この日、市内在住の佐野さんがご自宅で収穫のすももの「いくみ」を届けてくれました。この時期は早生種のスモモが色付き出しています。ウチでは毎年「プラム井上」が一番手となり、「ビューティー」が続きます。また、早生桃品種も収穫間近となってきました。品種不明ながらここ2年で美味しい桃に変身した不明桃の初収穫を試みました。完熟一歩手前でしたが、美味しい桃になっていました。今春挿し木したブルーベリーの苗を鉢上げしました。行灯作りで栽培中のブドウの「ハニーレッド」は、現在は順調な様子で難しいと言われる赤いブドウを収穫してみたいところです。頂き苗の栗の「ぽろたん」幼苗ながら結実しています。ぽろりと渋皮が剥ける栗を見たいところです。




6/26
まだまだ梅雨空は続きそうです。この時期に色付き出すのがスモモの早生種「プラム井上」です。結実調整しましても中玉サイズに変化が無いのが特徴のようです。早生種ながら味は良いスモモです。同じく早生の豊産性種「ビューティー」も色付き出しています。今年のスモモは春先の冷害で不作の年となりましたが、このビューティーを台木とした高接ぎ品種だけは、少ないながら結実しています。イチジクの秋果の幼果が目に付く様になりました。夏果の着いた品種もありましたが、全て落果してしまいました。秋果専用種の「キング」は初生りになりますが、味見が楽しみです。今年の実付きは無しかと思っていましたプルーンの「ツアー」に、思いがけない色付き果を発見しました。膨らんでいます。黒柿は今年もよく結実しています。小玉の「アルプス乙女」には袋掛けしていませんので大きさや色変化が見る事が出来て楽しめます。最近、各所ブログで「冬なつめ」と言う品種が注目されていますが、ウチのこの棗はどの範疇かは不明です。大玉の「なつっこ」はまだまだ小玉のままで、大玉になるのか心配になってしまいます。不調続きのキウイですが、この「アップルキウイ」だけが孤軍奮闘してくれました。今後は、すももや桃の収穫が始まります。この時期に梅雨であるのは果樹の糖度には悪影響です。スッキリ晴れ渡った空の下で収穫を迎えたいモノです。





6/12
家人の健康上の理由で、1,2週間程度の更新を休止させて頂きます。ご了承下さいませ。

6/5
このところの晴天続きで、鉢植え果樹の根鉢は良く乾きます。最低1日1回の水やりは必須の仕事になります。梅雨入りは嬉しくないですが、時々のお湿りは欲しいところです。
今年もブルーベリー類の色付きが始まったようです。「ガルフコースト」や「レカ」がやや先行した色付きで「スパルタン」が、うっすらと色変化が始まった様です。スモモは大変な不作の年となっていますが、僅かに残った「ビューティー」や「ニュー太陽」は膨らみを増しています。黄色いプルーンの「フロリナ」も同様に少ない実が膨らんでいます。こちらもさらに少ないさくらんぼですが、残った貴重な実はかなり色付いてきました。梅雨入り前に収穫出来ると好都合ですが、まだ、白っぽい実も見られます。雨に遭いますと確実に実割れしますので、多少の早取りも仕方ないかも知れません。




5/29
下の畑に植え付けた桜桃苗の葉を鹿に食われてしまい、急遽畑周囲に鹿除けネットを張り巡らせました。単管パイプを打ち込み、高さ1.5mの防風ネットを利用しました。野菜用に張っていたネットは取り外しました。これで鹿の食害は防げるものと思っています。ベリー類のブルーベリーは大分膨らみを増しています。寂しい実付きの「ジューンベリー」ですが赤く色変化が出始めています。今年も実付きが少なかったキウイの中では、「アップルキウイ」だけが孤軍奮闘しています。鉢栽培のビワ2品種が色付き出してきました。大実の「大五星」はほんのり黄色で完熟が楽しみです。ブドウ類の花房は、開花し出しています。今年は行灯作りの各鉢で沢山の花房が確認できて、豊作の予感です。接木後、長い間黙り状態だった柿の穂木が、ようやく展葉しだした品種が見られます。早生次郎や「貴秋」は接木成功の模様です。「黒柿」の花が咲き出しています。昨年も沢山実りましたが今年も花数は多い様です。




5/23
昨日から遅れ気味の袋掛けを始めました。梨・桃・りんごなどに袋掛けを実施の予定ですが、上の畑の梨(少量)と桃の「山吹大玉あかつき」、「なつっこ」に実施しました。桃には蝋引き袋とBIKOOを併用してみました。
ラ・フランスに高接ぎの「にっこり」、「王秋」、「秋栄」および「南水」などに数は少ないですが保護袋を掛けてみました。桃は大鉢の2品種から袋かけを実施していますが、小鉢の品種や下の畑の桃はまたの機会となります。りんごは、大鉢の「ジャンボ王林」や「らくらくふじ」を手始めに一仕事になりそうですが、天候の回復は2日後になりそうです。下の畑では、果樹の新葉で鹿の食害が出始めたようで、防護柵の設置を急ぐ必要がありそうです。



5/15
数少ない柑橘系果樹であるレモンの蕾がピンクで綺麗です。今年のプラム類は冷害で結実が阻害されました。じっくり探しますと1,2果見つける事があります。一応人工受粉で確保した「ニュー太陽」は、今年のスモモでは良い方です。同じく比較的結実しやすい「プラム井上」も味見は出来そうです。今年の果樹ではりんごやブドウが、動き出しが遅いのが幸いして結実や花房が順調そうです。やっと棚上に枝が配置できた「ネヘレスコール」の花房は次第に伸びてきました。今年の収穫は少なそうな「ヒムロッドシードレス」、長梢剪定がいけなかったかも知れません。雨除け棚に配置した「ビッテロビアンコ」ですが、今年は沢山の花房が確認できます。結実が少ないプルーンの中で「スタンレープルーン」は、こまめに受粉したためか、結実良好です。美味しい品種ですと嬉しいところですが、今一つの味です。小果樹の代表みたいな「ゆすらうめ」が大分丸味をましてきました。暖地桜桃が熟してぽとぽと落果していますので、収穫しました。遅霜被害にあった割りには、色・味・量は申し分ないと思います。




5/8
暖地桜桃が膨らんで良い色になってきました。この色は鳥にはたまらない誘引力がありますが、防鳥ネット内ですので安心です。開花時期に虫の飛来が少なかったジューンベリーは、やはり結実量が少ないです。それに対して、ミツバチの訪花がぎりぎりに間に合ったブルーベリーは、予想以上の結実となっていました、嬉しい誤算です。今日は、桃類とりんご類の摘果を実施しました。開花が遅いりんごは、蜜蜂やハエによって受粉されていました。毎年、放任受粉ですが今年もまずまずの結実となっています。りんごよりやや早い開花だった桃は、念のために梵天で人工受粉の真似事をしています。それが良かったかどうかは不明ですが、「なつっこ」や「山吹大玉あかつき」の結実は良好でして沢山の幼果を摘果しました。




5/1
風は強めに吹いていますが良い天気が続いています。今日は名古屋のBladeCusinart'さんが愛車に乗って訪問してくれました。2,3時間の滞在でしたが話は弾みあっと言う間の一時でした。自作多品種高接ぎのスモモ苗持参でしたので、お帰りの際にはブドウ苗各種をお持ち頂きました。BladeCusinart'さんには今年の初めに多数の果樹苗を送って頂き下の畑に植え付けてありましたので、散歩がてら果樹達との再会をして貰いました。
上の畑のブドウに花房が見られ出しています。初生りとなる「スチューベン」、勾玉のような「リザマート」、見た目が楽しい「ネヘレスコール」、安定した稔りの「ヒムロッドシードレス」と、思いがけなく房が付いた「ハニーレッド」などで味見が楽しめそうです。受粉状況が心配だった桃ですが、人工受粉の効果があったのか良い感じで結実しています。遅霜被害が大きかったキウイの接ぎ木でしたが、7,8割の穂木に回復の兆しが確認できています。霜枯れた時には大きなショックを受けましたが、この回復には思わず拍手です。











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