H20.04.13 キウイの花芽も膨らんできました。今年の主流は「ゴールドエンペラー」を予定しており、上部2枚の写真のように花芽の付き方も問題なさそうです。

「ゴールデンキング」は縮小しましたが、相変わらず花芽の付き方は良い品種です(右写真)。

新たな品種として「紅妃」を接ぎ木していますが、いまだ新芽の動きはありません。・・失敗の可能性有りか?

キウイフルーツ

キウイの実生記録

マタタビ科 マタタビ属:(原産地)中国

H19.12.02 まだ小さい苗ですが「ベビーキウイ」は、紅葉が始まり落葉が進んでいます。
雌木の方がやや大きく成長しています。頂いた苗ですが、品種名は不明。どの程度の大きさになったら、花芽が着くのかも定かでないので、これからの観察が楽しみなところです。

2007.11.24に入手しました「さぬきゴールド」が、ようやく追熟が進んだようですので1果、試食してみました。糖度計での測定値は19度でして、流石に高値を示しました。味は今までのキウイと異なっていまして、酸味が少なく感じました。

私がキウイフルーツと出会ったのは、30年以上前に”改良園”の通販カタログに載っていた「アボット」、「ヘイワード」の2種とその雄木でした。当時は借家住まいでしたので実家の親父の畑で栽培して貰いました。その頃は、静岡県のミカン農家がキウイ栽培に切り替えるなどの話が聞かれました。

その後、私は当地に移り住んで新たに改良園から黄色種(品種不明)の雌雄苗を購入し庭に植え付けたのが20年ほど前になります。現在は、「ゴールデンキング」と「ゴールドエンペラー」を栽培しています。雄木は早咲きの20年前の木を今も利用しており、「ゴールドエンペラー」と一緒に購入した「イエローボーイ」は、まだ開花には至っていません。途中で「アップルキウイ」を鉢で栽培していましたが、沢山実を付けた夏に、水きれで枯らしてしまいました。

最近のキウイの品種は多種多様であり、趣味で栽培するにも品種選びには迷います。品種と実の紹介は”キウイフルーツ研究所”の西山先生のホームページが大変参考になります。キウイの色や大きさなどがよく分かり、「ベビーキウイ」についても記載があり、参考になります。

H20.08.03 今年3月に頂いた「紅妃」の保存穂木を用いて黄色キウイに接ぎ木しましたが、全て活着しませんでした。

スモモ狂さんは、スモモの緑枝接ぎで成果を上げているとの報告があり、これにヒントを得て紅妃の緑枝をタテさんから頂いて、再度接ぎ木の挑戦を行った。

黄色種の台木や市販の接ぎ木台などを用いて緑枝を接ぎ木した結果、接ぎ木台の新梢にのみ活着が確認できました。

追記:キウイの接ぎ木適期は1月末から2月中旬らしいことが参考書で判明しました。台木の種類による成功率より接ぎ木時期が活着の鍵で重要な事のようです。但し、遅霜被害を受ける環境では保護が必要です。

H20.07.19 今年の「ゴールドエンペラー」の実の肥大は例年より早く大きめで推移しているようです。

H19.12.30 愛媛産の「ゼスプリゴールド」を買い求めてみました。独特の尖った形状はニュージーランド産と変わりはありません。追熟後に試食と種取を予定しています。

H19.12.30 落葉後のベビーキウイ

木部の太りは、ゆっくりで「キウイフルーツ」のようなダイナミックな成長は望めません。春先にキウイの挿し木台に接ぎ木してみようと考えています。生育が加速してくれるのを狙っています。

ベビーキウイ(ミニキウイ)

ベビーキウイ: キウイフルーツと近縁のサルナシの一種

@ キウイフルーツ(Actinidia deliciosa)もサルナシ(Actinidia arguta)も、いずれもマタタビ属(Actinidia )の植物であるとのことで、別個の植物のようです(西山先生)。

ベビーキウイは普通のキウイと比べると、ベータカロテンが3.2倍、ルテインが1.8倍と、高濃度で糖度も高めで甘いようです。この果実は、スプーンや包丁なども使わずに洗って皮ごと食べられるので、捨てるところが無いそうです。但し、皮は余り美味しくないとのことです。

自家産のベビーキウイを早く味わいたいものです。

@ ゴールデンキングの栽培は多くの方々が趣味的に栽培されているようですが、追熟後の甘さや酸味にはかなりの違いが生じているようです。

我が家の「ゴールデンキング」も、昨年は酸味が抜けずに、今年も11月初旬の味見では期待薄の状態です。

ネットで情報を探ってみましたら、”肥料過多”は良くないようで、結果として夏剪定後に次々にツルが伸び出すことや、果実の肥大が過度となり、糖タンパクの蓄積が進まず、酸味が残ってしまうようです。

1.過度な肥料(チッソ肥料)は、避ける。

2.実を着けすぎない。

3.棚下に陽射しが差しこむ程度の蔓混み具合。

4.肥料はリン・カリを主体とする(過リン酸石灰は甘みを増す)。

H19.10 ゴールデンキングは10月から収穫出来ると紹介されていますが、この時点では固くて熟した様子はありません。

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H20.01.14 キウイ棚の剪定を行いました。左:剪定前、右:剪定後.画像手前から奥に枝が伸びているのが「ゴールドエンペラー」で、画像右下は縮小した「ゴールデンキング」の枝です。この「ゴールデンキング」の一部に「紅芯」を接木する計画です。切り落とした枝は、物置で眠っていた「小枝粉砕器」を用いて粉砕し、土に戻すことにしました。

H19.12.02 「さぬきゴールド」の黄色はやや薄い色合いで、水分も多く美味しい果実でした。こんな黄色種を栽培してみたいと思い出してから、販売・取り扱い業者をWebで探し続けました。東京・高島屋では2007年10月時点で1果1,000円で販売されていたようです。まだ、出荷量が少なく品薄状態です。

苗木の入手は、香川県の門外不出の品種ですので不可能である。実生で不確実な可能性に挑戦するしかないようです。

と言うことで、「実生」を開始しました。うまく発芽するかも不明の試行錯誤を行っていく予定です。

H19.05 雄木の一番開花から4-5日遅れて開花が始まりました。

H19.05 早咲きの雄木 この花粉で「ゴールデンキング」と「ゴールドエンペラー」の受粉が可能となります。

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