藤の根の成長は、大変旺盛で地植えの場合は数メートル先まで広がります。鉢植えでは、古木でない限り1・2年で一杯になります。そのため、2・3年に一度植え替えをします。
専門書では、根は切らずに植え付けると解説されています。確かに、切らずに一回り大きな鉢に更新するのが、木には良いことです。しかし、これを繰り返すと鉢の準備や木の成長が続きます。
そこで、私は多少の根鉢を崩すことで、これ以上大きくしたくない木は、同じサイズの鉢に植え替えしています。
植え替え手順
@紫花美短を使って植え替えてみます。
A鉢から抜いた状態。鉢底まで根が回っています(3年経過)。
B手斧を使って上土を1から2cm程度切り取っています。
C根鉢も一回り程切り取ります。
D元の鉢に植え替え準備が整いました。
E培養土は特に決まっていません。園芸培養土4:小粒赤玉土4:腐葉土2に骨粉などを加えて、しっかり押さえつけて植え付け完了。
藤の花芽も動き出したようです。花美短の花芽は太くて分かりやすいですが、取れやすいので移動や水やりの際には、注意して扱います。H19.03.24
九尺藤の花芽が膨らみだしました。一才藤の花芽は、早くも伸び出しています。H19.03.24
H19.04.01 例年通り、一才藤と麝香藤の開花が早く、次に白花美短が続く。