ブルーベリー:ツツジ科・スノキ属

我が家のブルーベリー(BB)初代苗は、庭に植えたラビットアイ種のホームベル、ウッダードおよびティフブルーの3本である。かれこれ20年樹になるが、毎年収穫を楽しませてくれる優等生である。
当地の地質は、黒土であり椿やツツジ類が良く育つ酸性土壌のようで、BBの育成には適した地質であるかも知れない。うっかり、桃などを石灰を施さずに地植すると2〜3年で枯れてしまいます。
現在では、福田さんのホームページを拝見し、日々勉強しながらハイブッシュ系(ノーザン・サザン両種)を鉢植えで栽培しています。
BBは培養土の酸性管理に注意すれば、育てやすい果樹の代表格かも知れません。

ラビットアイ種(RE) ホームベル H18.4.30

ほぼ満開の頃、みつばちの訪問が結実の鍵です。
ノーザンハイブッシュ(NH)のスパルタンは、大果で柔らかく、酸味が少なく美味しい品種です。しかし、自根苗は成長過程で衰弱してしまうことが、多々見られます。その対応策としては、こまめな植え替え(ピートモス)を行いますが、最も良い方法としてホームベルに接ぎ木することです。これにより、丈夫でさらに大きな実を付けると言った効果があります。苗木の生長も、自根より旺盛です。いいことずくめで、NHの収穫はREより早いです。

今年のBBでは、昨年より集め出したサザンハイブッシュの収穫が楽しみなところです。

大きくて美味しいNH-BB スパルタン H17.6.13

ホームベルに接ぎ木しています。

私が勝手に師匠として参考にさせて頂いているHPは、福田さんの”T&F”です。家庭野菜からブルーベリー栽培まで、専門的な知識と技術でその成果を公開されています。圧巻は、毎日更新される自然日記でしょう。文章だけでなく、その日の出来事が写真と共にリアルに表現されています。HP内で紹介されている天恵緑汁の作り方と利用法は、大変参考になります。早速、我が家でも天恵緑汁利用による、生ゴミ処理を3年前から継続しています。天恵緑汁を使った、自作のぼかし肥料も果樹の天然有機肥料として活用しています。市販の100%有機肥料は、高価です。是非一度、T&Fの訪問をお勧めします。
福田さんとは1,2回程度のメール連絡をさせて頂いた程度で、特に密接な情報交換をさせて頂いているわけではありません。私が、一方的に毎日HPを閲覧しているだけですが、近況がリアルタイムに更新されるので、友人のHPを見ている様な錯覚に陥ってしまいます。

ブルーベリーの専門家である福田さんが種苗登録されている”フクベリー”は、魅力的なRE系の新品種のようです。私は、厚かましくもこのフクベリーを登録前にお譲り頂いてしまいました。貴重な譲渡苗は、今年で2年目となり花芽も確認できたことより、開花が待ち遠しいところです。

フクベリー(旧名:フク) H19.01.27

2,3年後の成長が楽しみです。

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オニール(SH)、ブルーシャワー(RE)の開花が始まった。もう少し、ゆっくりしてくれても良いのだが、天候がそうさせているのだろう。スパルタンの蕾も、いっそう膨らみを増している。


昨年は、開花したての花を鳥に食べられたので、今年は早めの妨鳥網展張を予定している。

H19.03.18

H19.02.17

まだ、今年の作業で重要な挿し木と接ぎ木が終わっていない。主に、サザン・ハイブッシュ種の挿し木とチャンドラーの接ぎ木を実施する予定である。H19.02.18

昨年の挿し木苗は、順調に生育しているようだ。

SH エイボン・ブルー H19.02.25

もうすぐ開花か、近々、防鳥網を張る予定です。

SH シャープ・ブルー H19.02.25

既に結実が見られる

ブルーシャワーは、毎年沢山の花を咲かせますが、開花時期が早いので開花と同時に鳥に花を食べられてしまいました。今年は、防鳥網を早めに展張しました。サザン・ハイブッシュのサンシャイン・ブルーも開花が間近のようです。H19.03.10

H19.03.18 フクベリー

このところの冷え込みで開花が停止した様です。

遅れていた挿し木作業を行った。今年は、サザン・ハイブッシュ種を主体にしている。

例年は、剪定した枝を保存しておき、3月の彼岸頃に挿し木を行っていたが、今年はサザン・ハイブッシュ種の種木が小さいのでこの時期まで待っての作業である。

フクベリーも、下枝を整理して、挿し木にした。H19.03.18

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